【マーケティングコラム・第1回】売上1兆円市場へ。VTuberの熱狂から学ぶ「推しエコノミー」と新時代のファンマーケティング戦略
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【マーケティングコラム・第1回】売上1兆円市場へ。VTuberの熱狂から学ぶ「推しエコノミー」と新時代のファンマーケティング戦略
■はじめに
マーケティングの世界では、顧客のLTV(顧客生涯価値)をいかに高めるかが永遠の課題である。企業は多額の予算を投じてロイヤルティプログラムを組み、顧客とのエンゲージメントに腐心する。
では、ここで一つの問いを立てたい。
「もし、顧客が自ら喜んでお金を払い、あなたの会社の営業担当者や開発者と『もっと話したい』と願う世界があるとしたら?」
馬鹿げた問いに聞こえるだろうか。しかし、これは夢物語ではない。インターネットの一角で、この理想郷を現実のものとし、凄まじい速度で経済圏を拡大している産業がある。それが「VTuber」である。
多くのビジネスパーソンは、VTuber市場が急成長している事実を既に知っているはずだ。ANYCOLOR社やカバー社といった運営企業が上場し、輝かしい業績を上げていることも、ニュースで目にしたかもしれない。
しかし、本質的な論点は「VTuberという市場が伸びている」という事実認識ではない。我々が真に学ぶべきは、その熱狂の渦中で当たり前のように機能している、従来の常識から逸脱した経済原則である。
なぜ、ファンは数万円、時には数十万円もの「スーパーチャット(投げ銭)」を送り、その見返りとして「名前を一度呼んでもらう」というような体験に価値を見出すのか。なぜ、ファンは自主的に「切り抜き動画」を制作し、無報酬で「推し」の宣伝マンとして活動するのか。
これは単なるエンタメやサブカルチャーの話ではない。顧客が「消費者」から「熱狂的な支援者・共犯者」へと変貌するメカニズムが、そこには存在する。それは、21世紀で最も洗練されたファンマーケティングの実験場と言っても過言ではない。
この記事は、VTuber市場のレポートではない。VTuberが社会に浸透した今、その特異な経済圏から、あなたのビジネスをドライブさせるための普遍的な原理を抽出する、未来のマーケティングのための分析レポートである。→続きはnoteにて
https://note.com/kana07_07anak/n/ne7839cd18c9b
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