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2016.01.01

2016年・新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
本年もよろしく願い致します。


■2016年はどんな年に・・・

 長かったTPP交渉も大詰め。結託後には各分野に大きな影響が出てくるのは明らかです。
 一方、昨今景気が若干は浮上しているように見えます。確かに企業の給与支給総額は伸びています。しかし、総賃金の伸びに比べると、消費者一人ひとりの所得の増加幅は小さい。厚生労働省の調査では10月の1人あたりの現金給与支給額は前年同月比0.7%増に留まり、主婦をはじめ働く人が2.2%も増えていることが総賃金を押し上げている(日経MJ12月21日号 より)だけに過ぎません。これでは気楽にモノは買えません。価格感度も向上するでしょう。
  一方、日本の市場の縮小はいよいよ加速度的に体感できるようなってきいます。そのSocial(社会的)面での影響は、Political(政治・規制・精度)の要素に波及し、制度改革も相次ぎ、それが各企業や消費者に様々な悲喜交々をもたらすことでしょう。
 加えて、様々な分野でのというTechnological(技術面)では、日本市場に訪れている様々な難局を、どんな新たな技術の登場がブレイクスルーをもたらしてくれるのか、目を離す事もできません・・・。

 いわゆるマクロ環境を明らかにする「PEST分析」のフレームで考えても、今年のマーケティング環境は変化が大きく難しい年であることがわかります。

■変化の年を生き残るには一助として・・・当Blogの記事をご活用ください

 変化の大きな中で、生き残り・勝ち残りを賭けてマーケティング企画を考えるには、まずは事例に学ぶことが欠かせません。

 当ブログでは、現在「グロービス知見録」:2週に1回、ビジネスメディア「インサイトナウ」:月に1回への寄稿(当サイトからはリンク)を中心に、時々その他依頼原稿の転載を掲出しています。

 記事内容としてはメディアなどに取り上げられた(一部独自取材)マーケティング事例を、スタンダードなフレームワークを用いて独自の切り口で分析したコラムを執筆しています。

 業務多忙で2~3年前は上記のような他サイトへの転載記事以外ほとんどアップしてきませんでしたが、とうBlogには10年前から独立して以来、毎日を書いていた時期の記事が数千件収録されています。
 左メニューバーの「サイト内検索」より、気になるキーワードを入力し、「このブログ内を検索」のボタンをONにして検索をお試しください。様々な記事がお読みいただけるはずです。

■金森マーケティング事務所のコンサルティング活動

 弊社の本業であるコンサルティングも、前述の社会環境の変化、及びPoliticalな変化によって大きな社内改革をしなければならないという案件も進行中です。経営戦略からマーケティング戦略、最終的にはSTP~4Pをどうすればいいのかというフルパッケージでのプロジェクトです。

 一方で、メーカーさんに多い、「作ってしまったんだけど売れない!どうしよう!!」というご相談も、従来より数多く承っております。その場合、「その製品の価値は何なのか(価値仮説の洗い出し)」→「それは誰のために価値を発揮するのモノなのか(ターゲットの仮置き)」→「では、そのターゲットを誰と取り合うのか(競合仮説)」と、通常のマーケティングの「流れ」を遡って、ラフな仮説を立てて、その後、環境分析→STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジションイング)→4P(製品・価格・販路・販促)という通常の流れを再構築してマーケティングプランを再検討します。

 プロジェクトの進行には、私・金森だけでなく、必要に応じて調査のプロや販促企画のプロ、製品及びデザインのプロや、インターネット関連の、普段は各々独立事業者として活躍している第一線の人材をプロジェクトの内容や特性を考慮してアサインします。(オーシャンズ11方式と呼んでいます)。

■金森マーケティング事務所の社員トレーニング活動

 コンサルティング活動を行う前段階として、クライアント内のカウンターパートや連携する重要な部門のマーケティング能力を短期間で向上させるためにトレーニングを実施する場合があります。
 特にマーケティングに関連する部門として、昨今は「営業部門のマーケティング能力向上」がテーマになっています。マーケティングを学んでいる人が増えており、クライアント窓口がそんな人だった場合、マーケティングの言葉で話されると点も足も出ない。まして、競合の営業担当がマーケを学んでいて惨敗するというようなケースも発生しています。営業担当者のマーケティング教育はもはや必須の段階に来ています。
 一方、営業がマーケの言葉を理解しても、彼らから仕事を引き継ぐ開発の人間が理解できないのではハナシになりません。それ故、一歩先に進んでいる企業は「開発者のためのマーケティング教育」に力を入れるようになっています。今年はこの部分が教育の目玉かもしれません。

 いずれにしても、コンサルティングでいくらキレイな戦略を描いても、実行することができなければ全く意味がありません。当金森マーケティング事務所では、プロジェクトの実行に欠かせない、関連部門のトレーニングまでを責任を持って実行します。


 本年も速いサイクルで様々な変化が起きることが予想されます。その全てを予測することは困難なので、変化に最速で対応するプランの検討と、多少の変化には揺るがないベースとなる社員能力の構築を、今年も提供させていただこうと考えております。

 本年もよろしくお願い致します。

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