« スーパーホテル 顧客満足の秘密 「人を動かすしくみ」編 | Main | 「ペプシホワイト」と「クラシックデザイン」の戦略ポジション »

2008.10.23

Googleケータイと今日のケータイウォッチ

つい先頃、予定通り米国でGoogle携帯「T-Mobile G1」が発売された。
Googleによって公開されている携帯向けOS、アンドロイドを搭載した初の携帯電話である。
<Googleケータイ「Android G1」が発売>
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/22/news094.html

テレビでは動画でタッチパネルのインターフェースを初めて見た。十分にiPhoneの対抗となるという印象を受けた。
さらに、上記の発表記事にあるように、液晶がスライドしてキーボードが現れる点など、発売されたばかりのプラダフォン2ともかぶっている。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0810/14/news023.html

ハードの機能だけでなく、Googleが提供するWebサービスの魅力も相まって、iPhone、プラダフォン2も喰いに行く意気込みを醸し出している。

Google携帯、プラダ携帯2とも日本での発売はまだ未定だが、発売されれば大きな話題になるのは間違いない。
また、公開されている携帯向けOS、アンドロイドを用いた携帯電話端末の研究も進んでいる。携帯電話頂上対決からは目が離せなくなる。
しかし、これらは日本におけるiPhoneの販売台数が頭打ちになっていることが示すように、一部の先端的なユーザーによって形成されているマーケットであることは否めない。


一方、携帯キャリアのサービスは全く別の意図が感じられる。
先週の発表だが、auとソフトバンクモバイルのサービスだ。

<au、換金可能なポイントが貯められる「au one おこづかい」を提供開始>
http://news.livedoor.com/article/detail/3858315/
<サイト登録やショッピングを通じて換金可能なポイントが貯められる>という。

<ソフトバンク:着メロを毎月3曲まで無料サービス開始>
http://news.livedoor.com/topics/detail/3858170/

換金可能なポイントと無料。携帯端末の価格上昇に伴い、買い換え期間が長期化している中、キャリアチェンジされたら、呼び戻すのは至難の業。こちらは囲い込み施策の模索だと言えるだろう。


新たな技術による最新型携帯の戦い。景気低迷期の囲い込み強化。一見全く異なる方向性を見せる携帯電話業界の動きだが、既にコモデティー化している携帯電話という存在においては理にかなった展開だ。
コモデティー化には新たな価値の付与が必要だ。本来それが、必ずしも必要とされないものであっても、一定のセグメントに効果があるのであれば、それを実行せざるを得ないのである。それが、今回、ハードとソフトという両面で見て取れる。
但し、Google携帯のOSに関しては今後、大きな波となるかもしれないので目が離せないのも事実ではある。

さて、次の注目日は来月初旬のようだ。
<ドコモ、新製品を11月5日発表――2008年秋冬モデルか>
http://news.livedoor.com/article/detail/3869347/

今回の新製品は従来の「70X」「90X」という、薄型(かつての廉価型)・高機能型というキャリアであるドコモのお仕着せである型番を廃し、メーカーの独自性を出すという。
日本のケータイの新しい姿が少し見えるかもしれない。

|

« スーパーホテル 顧客満足の秘密 「人を動かすしくみ」編 | Main | 「ペプシホワイト」と「クラシックデザイン」の戦略ポジション »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference Googleケータイと今日のケータイウォッチ:

« スーパーホテル 顧客満足の秘密 「人を動かすしくみ」編 | Main | 「ペプシホワイト」と「クラシックデザイン」の戦略ポジション »