クールにいこうぜ!
クールビズの季節がやってきた。
思い起こせばクールビズ元年の2005年7月に「cool!じゃない? クールビズ」などと題して、日経Bizplusにコラムを書いた。
(バックナンバー:http://kmo.air-nifty.com/kanamori_marketing_office/2005/07/post_970d.html)
ご丁寧に、E.M.ロジャースの「普及論」まで引っ張り出して、「どうせ飛びつくのはイノベーターだけ」として、ロジャー・ムーアの「キャズム論」まで持ち出し、「絶対に定着しない!」と断言した。・・・大ハズレ。
その後、同・日経Bizplusで10月に初年度の総括としてロジャースの「普及要件」を用いて、前期多数採用者(アーリー・マジョリティー)までは採用するので、50%程度まで普及するのではと訂正した。
(http://kmo.air-nifty.com/kanamori_marketing_office/2005/10/__700c.html)
昨年の内閣府の調査では、「クールビズを実践している」との回答は46.6%だったので、現在の所は修正予測まではハズレていないと言うことだろうか。
筆者は当初、「ネクタイを外しただけのオジサンみたいでカッコワルイ」とアタマから拒絶反応を示していたが、なかなかにオシャレな装いが百貨店などに揃っているようになった。かなりビジネスっぽくないものでも、クールビズ4年目ともなれば、世間もだいぶ許容してくれるようになってきたようだ。
実践してみると何より楽だし、涼しい。
クールビズの要諦である、「冷房温度を28℃までに」も、湿度と窓際の直射日光さえなければ、かえって不自然に身体が冷え過ぎないので調子がいい。
さて、4年目の今年はどうなるだろうか。
古新聞も、ネット上のリンクも探せなくなってしまったのだが、連休明け頃の新聞では、「4年目に入りさすがに定着したので、今年は百貨店各社もあまり大げにコーナーを作ったり、”クールビズファッションショー”などはやらない模様」と伝えられていた。
しかし、例えば伊勢丹などはなかなかナイスなスタイルを提案してくれている。
<伊勢丹の最新クールビズ 今年はジャケット&タイ >
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200806010004a.nwc
あえて、タイド・アップというのもいい。タイは<目の粗いシルクのフレスコ織り>がオススメという。また、<ノーネクタイ派には胸元を飾るピンズ>だそうだ。襟元のピンズは筆者の愛用アイテムなのであまり流行って欲しくない気もするが・・・。
ともあれ、<昨年までは、軽くて清涼感のあるスーツなど機能面が重視されたが、今年はファッション性を打ち出したい>とのことなので、今年は一工夫いりそうだ。
が、どうやらイヤイヤ実践する人もいるようだ。
<福田首相 来月から渋々クールビズ>リンクが残っていないので、北海道新聞から引っ張る。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/94799.html
<首相は会社員時代からの習慣で「仕事中は背広」との考えを持っており、二〇〇五年のクールビズ導入後も服装を変えなかった。>が、<北海道洞爺湖サミットで議長国として温暖化問題への姿勢をアピールする立場上、こだわりは捨てざるを得ないと判断した>そうだ。
そんな、意固地になってやるほどのことじゃないと思うのだけれど。
福田首相に伊勢丹の「目の粗いシルクのフレスコ織りのネクタイ」オススメだ。バッジも外して「ピンズ」に代えればもっといいだろう。
しかし、「率先垂範」なのか、霞ヶ関では黙々と官庁の人々がクールビズを実践している。
<クールビズ進化? 官庁スタート 環境重視、マイはし提案も>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008060202014500.html
さすが旗振り役。<環境省は今年、マイバッグやマイはしの持参など、環境への配慮をさらに重視した「クールビズ・プラス」を提案>加えて、<紙の消費を減らすための両面コピーや、リサイクル促進によるごみ削減、公共交通機関を利用した外出、一階分程度の移動は階段を上り下り>だそうだ。
「当たり前」と言うなかれ。カタチだけではなく、暑ければ服を身軽にし、不要な使い捨てのモノを排除。無駄の削減と省資源。言うは易く行うは難しだろう。「有言実行・凡事徹底」。
他の省庁も是非見習いつつ、各々の課題に対し、「有言実行・凡事徹底」をお願いしたい。









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