連休中に集中力を高める工夫をしてみた
連休が終わり、世の中がいつものリズムで動き出した。
この連休、筆者は仕事がずれ込んだり、飛び込んできたりと、膨大な仕事を抱え込んでしまっていた。今日は如何にしてその仕事と戦ったかの記録である。極めて個人的なことではあるが、お時間のある方は、これも一つの”ライフハック”や”ワークスタイル”の事例としてお付き合いいただきたい。
さて、今年は祝祭日の並びが悪かったとはいえ、世間は黄金週間を謳歌する空気に充ち満ちていた。そんな中、元々意志力が強い方ではない人間が集中力を発揮するのは並大抵のことではない。全く自慢にはならないが。
その1・「籠城」
何はともあれ、楽しげな人々の姿に脇目もふらず、朝、事務所に急いだ。途中、コンビニで食料を買い込む。事務所でものを食べるのも、コンビニ飯も好きではないのだが、昼食を外に食べに行こうものなら途端に集中力が途絶してしまう。近くの汐留には行楽客がいっぱいだ。そんな空気に触れてはならない。とにかく籠城を決め込む。
その2・「ネット断ち」
これは重要。調べ物をするにはどうしてもネットにアクセスしたくなるが、我慢。調べ物は一旦ペンディングにする。なぜなら、何かを調べたら、関連事項にも興味が湧いて、どんどんアクセスする範囲が広がっていく。本来的にはそうやって情報をインプットして、ネタを蓄積するのだが、ふと気がつくと1時間や2時間は経ってしまう。追い込まれている状況では禁物だ。何日もネットにアクセスしていないとセキュリティーソフトがアップデートしろとうるさくアラートを出してくるが、それも無視。
その3・「ダサい服」
そうは言っても、何日目かになると少し外を歩きたくなる。事務所の窓から見下ろすと、人もまばらな都心を散歩したりサイクリングしたりする人々の姿が見える。きっと汐留ではイベントなんかをやっているのだろう。確か新橋の烏森神社もお祭りのはず・・・。いかんいかん。出歩いている余裕はない。そんな誘惑を断ち切る究極の手段が、ダサい服を着て家を出ること。汚かったり、みすぼらしかったりするわけではないけれど、自分としてはあり得ないカッコ悪いコーディネートを選択。途中で知り合いに会っちゃったらどうしようと思いながら、さっさと事務所に直行。そして籠城。そんな服装では、仕事の途中でブラブラしたり、早めに仕事を片付けてどこかに行こうという邪な心さえ起きない。これは効果的だった。恥ずかしいけど。
以上、列挙してみれば何ということはないのだけれど、とにかく何らかの仕掛けをすることで、集中力を維持することができた。人それぞれ、方法論はあると思うけど、工夫することは大切だと思った。
おっと、まだ山は越えていない。この記事をアップしたら再びネット断ち。集中集中。
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