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2008.04.17

メモを取ろう!

この季節、毎年担当している大学での授業が始まる。
同じく、恒例になりつつある、新入社員研修講師の仕事も始まる。
新しく始まるのはビジネススクールも同じだし、標題の件が大切なのは誰にとっても同じこと。
しかし、あえて言うなら、筆者の担当する講義では、大学生と大学生から社会人になったばかりの人たちが、圧倒的にメモを取っていないように思うので少し触れたい。


筆者もあまりノートの取り方が上手な生徒ではなかったのだが、高校受験の時に教わった大学生の家庭教師に徹底的にしつけられた。「ノートの取り方と成績は比例するぞ!」と。
さすがにこれはヤバイと思い、まじめにつけるようになった。が、高校、そして大学へと進学するようになって、怠けた。何たって、大学にはノート提出などがない。授業のノートをコピーさせてくれる親切な友達もいた。そうなるとダメダメだ。

一変したのはやはり就職してから。厳しいが優秀な上司の下に就き、徹底的に仕込まれた。「メモをとれ!」とは何度か言われたが、言われなくともきちんと記録しなければとてもついて行けないことに気がついた。

「忘却曲線」なる言葉を教わったのもその頃だ。人がどれぐらいすばらしく忘れっぽい存在なのかを科学的に証明したものだと。
改めてWikipediaで調べてみる。以下要約。
<心理学者のヘルマン・エビングハウスが自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節を記憶し、その再生率を調べ、長期記憶の忘却を表す曲線を導いた。>
<20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
 1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
 1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
 1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
 1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていた。 >

「無意味な音節」ではなく、学問などは上記ほど直後の忘却が激しくないという説もあるが、覚えたと思っても実際にはあっという間に忘れてしまうのだ。


やはり、せっかく講義をしても、教室を出てすぐ忘れられてしまうのはつらい。受講している方も無駄だろう。
なので、「メモを取ろう」。取り方は文章にしても、箇条書きでも、勝手に何かのチャートを作ってもいい。人それぞれの脳みその使い方でスタイルは変わるはずだ。肝心なのは当たり前だが、後からそれを見て思い出せることだ。
ハンドアウトをきちんと渡すように心がけているが、書いてあることだけを伝えているのではない。そうなら最初に神を渡して読んでもらうだけでいい。

というわけで、「メモを取ろう!」。
このBlogを読んでくれている受講者の人、よろしく。・・・講義の時にも言うけどね。


上記の「忘却曲線」は「メモの重要性」を理解させるにはいい例です。部下に伝えたい上司の方、私のように受講者に伝えたい講師の方、是非おためしください。

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