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2008.03.13

「紺屋の白袴」だった?「分解せよ!」

今日は自戒の意味で記すのだが、ちょっと馬鹿馬鹿しいお話にお付き合い願いたい。

「考えるということは分解するということである」が、教鞭を執っているビジネススクールの合言葉になっているようだ。論理思考(ロジカルシンキング)をさらに進め、ものごとを批判的にとらえるというクリティカルシンキングが人気科目である。そこではまず、ものごとをカタマリでとらえずに、細かく分解して見て、考えることを仕込まれる。

「分解する」という考え方は、マーケティングにおいても重要だ。「セグメンテーション」とは、市場、つまり世の中をカタマリでとらえるのではなく、同質な条件で切り分けて、狙いを定める「ターゲティング」に繋げていく。

マーケティングの講師として受講者にはいつも「分解しろ!」と言っている。
例えば、「若い女性」などといった市場の分解のしかたをすれば、「”若い女性”って具体的には?」と突っ込む。「二十代前半・・・」という回答があれば、「二十代前半の女性はみんな同じニーズを持っている?」 と更なる分解を要求する。「都市部在住の二十代前半女性・・・」「都市部在住の二十代前半女性はみんな同じ?」・・・と、本当に意味のあるセグメントになるまで分解を続ける。単純かつ、大括りのセグメントからは何の意味も見えてこないからだ。

と、上記は本当に真理なのだけれど、恥ずかしながら「紺屋の白袴」をやってしまいました・・・。

このBlogの管理ページでアクセス状況を見ると、ここ一ヶ月、ものすごくアクセス数が上昇していることがわかった。来訪数で今までの倍。ページビューでは5倍ぐらい。
このサイトはどこからかのリンクではなく、ブックマークしたり、URLを直打ちして見ていただいているレギュラーユーザーの方に支えていただいている。それが、新規の流入数がやたらと増えたのだ。しかも、今まで一度の来訪で閲覧するページは、(トップページで複数の記事が閲覧できるという特性もあって)1~2ページに留まっていた。それが3~5ページに伸びている。ただでさえ理屈っぽいテキストコンテンツをいくつも読んでいただくのは大変なことだなぁと、ありがたく思っていた。

しかし、ありがたくも、何が起こったのか正直、理解できなかった。「もしかすると、今まで地道にコツコツ書いてきた成果が出たのか?」などと自惚れてみたりもした。
が、Blogを置いているニフティーがアクセス解析を少し詳細化したことでわかってしまった・・・。

来訪ユーザーの方々。もしかすると、今日もこの記事を読んでいただいている、あなたや、あなたかもしれないが、「花見」をされていたようなのだ。

このBlogには左ナビゲーション領域にフォトギャラリーを3つ設けている。金森が日課であるタウンウォッチをしながら携帯カメラで街の風景や情景を切り取った写真を公開しているのだが、その中で「桜ギャラリー2007」というものがある。昨春、歩きながら、あちこちの桜を撮影したものだ。昨年の桜の季節が終わってからもぽつぽつとアクセスがあったのだが、陽光が柔らかくなり始め、春の気配が感じられるようになってきた今月の初めからアクセスが急増したようだ。詳細化されたアクセス解析でしっかりわかってしまった・・・。

アクセス数が詳細化されるまでわからなかったといえば、明らかに言い訳になる。春が近づいた頃に、あり得ないほどのアクセスの急増が発生した。しかも、あり得ないぐらいの来訪あたりのページ閲覧数。
一つ一つ時間をかけて読まねばならないテキストコンテンツと異なり、ギャラリーの桜の画像は、一つクリックして眺めるだけ1ページビューとなる。このページビュー数の異常増加で気づくべきであった。

自Blogのアクセス変化をカタマリでとらえ、喜んでいたのは「分解せよ!」と言っている身としては誠に恥ずかしい。が、あえて失敗に学んで欲しいと思い、カミングアウトした。カタマリでとらえることを、今以上に、厳に慎みたいと思った。

とはいえ、桜の季節も近い。昨年の桜も楽しんでいただきたい。
また、予想以上にご好評頂いていることがわかったので、今年は一層、「桜ギャラリー」に力を入れてみようかと思う。基本的には都内のふとしたところで目に触れた桜を携帯で写す方針なのだけれど、もしかすると、本格的に撮影に出かけてしまうかもしれない。
なにぶん、昨日記したように、金森はカメラオタクなのだから。

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