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2007.06.01

「安倍内閣メールマガジン」に見るメルマガの作法

「安倍内閣メールマガジン第31号」が昨日届いた。
冒頭の言葉は党首討論についてで、「国民の皆様の心配を払拭していくために全力で取り組んでいく」とある。
続いて目次は、[こんにちは、安倍晋三です]・信頼ある年金を。
え、昨日のメディアも年金問題一色であったが、ここもか?全く触れずにスルーしようというのか?
・・・と思ったら、[こんにちは、安倍晋三です]の冒頭に「松岡農林水産大臣が亡くなられました。誠に痛恨の極みです。」から始まって、約10行を割いている。で、また年金の話。

タイトルに「メルマガの作法」と書いた。作法とは「物事を行うときの、慣例となっている方法。しきたり。」と辞書にある。つまり絶対のルールではないが、「普通に考えればこうするでしょ」という、英語で言えばcommon senseだ。だが、松岡農水相の自殺に関しては、このメルマガは「作法」に適っていないように思う。「現職閣僚の自殺」という初めての異常事態に対してこのメルマガは「号外」を発行しなかった。メルマガをはじめとして、インターネットメディアは速報性が命だ。「うっかりしたことは発信できない」という事情も分かる。しかし遺憾の意を表することぐらいはできただろう。
さらに今回の31号。かかる重大事態にも関わらず、小見出しすら付いていない。重要な内容はタイトルを付けるのは、メルマガ作成においては常識だろう。それを年金問題のタイトルと本文の間に十行ほど挟み込むだけで終わらせてしまうとは、意図的にやっているとしか思えない。何とも気持ちの悪い書き方である。

まぁ、この問題にあまり深入りするつもりはないが、どうにも気持ちが悪いので一応取り上げてみた。ちなみに、メディアに取り上げられた当時の首相の第一声は「慚愧に堪えない」であったが、今回は「痛恨の極み」である。「慚愧」は「自分の行為を反省して、心から恥ずかしく思うこと」。「痛恨」は「ひどく残念に思うこと。非常にくやしがること」。微妙に修正しているのも気持ちが悪い。まぁ、反省してしまって責任を問われたくないのだろうけれど。このあたりもメルマガとしてだけでなく、作法が悪い気がする。このメルマガは「美しい」ですか?安倍さん。

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