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2007.06.29

街角の風景

金曜日はまた、少し軽めに、久々のタウン・ウォッチものなど。

■クールビズ・・・
中々、本格的にならない梅雨はふと気付けば7月もすぐそこだ。
しかし雨が降らなくとも湿度は高く、日中大気がはらんだ熱気は街中から消える気配もない。
ねっとりとしたゼリーのような大気の中を泳ぐように街を歩く。
ふと足を止めて、街の人々の姿を眺めると、数年前から随分と様子が変わったことに気付く。
女性の服装の流行は変化が激しいので、変わるのが当たり前だが、男性だ。
もう夜なので、業務終了後に単に外しただけかもしれないが、ネクタイを首から提げ、
暑そうにしている人がほとんど見あたらない。
クールビズのお手本のような着こなしの人もいる。この場所は有楽町と丸の内の間あたり。
割と堅めの勤め人が多い地域だろうに、かなりラフな感じの姿も混じる。
クールビズが提唱された2005年に私は「クールビズは定着しない」と予言し、大外しした。
うーん、しっかり定着しているじゃないですか。
当たり前だな。暑いんだもん。
総理大臣がどうにもイケテいない、お手本にもならない着こなしを披露する必要なんてもうないだろう。
そんなことをしている暇があれば、温暖化ガス排出削減目標のマイナス6%を大きく上回る、
自らの支持率のマイナス幅を心配するがいい。
まぁ、何をやってもかえって裏目に出る、バッドスパイラルからは抜け出せないだろうけど。

■フリーペーパーに負けるな!
久々に「THE BIG ISSUE」の販売員を街角で見つけ、200円也で購入する。表紙はジョニー・デップだ。ちょっと嬉しい。
「THE BIG ISSUE」はタイトルにも「ホームレスの仕事をつくり自立を支援する」とあるように、ホームレスの人に雑誌を販売委託し、「頑張って販売すれば自力で生活できる」というしくみを提供するものだ。
http://www.bigissue.jp/
事務局にかつて電話取材をし、フリーペーパーの影響はないかと尋ねたが、大きな影響はないとのことであった。
しかし、どうも最近、販売員の数も少し減っているように感じるし、実際購入している人の姿もあまり見なくなったのは気のせいだろうか。
200円という価格としては、確かにこの号は目玉であろうジョニー・デップのインタビューも2ページあって目を惹く。他のコラムなども一般の雑誌と比べてひと味違い中々よい。しかし、何といってもボリューム感が乏しいのは否めない。200円のうち、販売員は90円でこの雑誌を仕入れ、110円を収入とする。90円で作れるものとしてはむしろ上出来だと言える。
しかし、この日はフリーペーパー「クーポンランド」の配布日であった。大量の配布要員を投入し、誰彼構わず配りまくる体制に押され、BIG ISSUEの販売員の存在は掻き消されがちである。
だがしかし、タダで配られ、読み捨てられるフリーペーパーとはその存在意義は大きく違う。
理想を掲げ、少ない原資で雑誌を作る事務局。自らの復活をかけ懸命に販売するホームレス。それを200円という費用をかけて購入する理解者。この循環構造が何とか維持・拡大することを願って止まない。
タダ(フリー)にはタダなりの価値もあろう。
しかし、薄い雑誌、200円という対価という目に見えるもの以上の価値がここには存在しているはずだ。
販売員には厳しいルールが設定されており、非常に礼儀正しい。購入に対するお礼もさわやかだ。
次号は7月1日発売だそうだ。是非一度、200円という価値以上のものを確かめてみていただきたい。

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