« 携帯電話イノベーションの可能性? | Main | 財布を忘れた日 »

2007.05.09

ヒューマンプレイヤー流行の理由?

バンダイが今年3月から発売開始した携帯玩具、「ヒューマンプレイヤー(Human Player )」が売れている。
(ハンダイHuman Player 公式サイト:http://www.asovision.com/hp/
どのくらい売れているかというと、販売台数の発表などは見あたらないのだが、大型玩具店・銀座博品館の売り場では次々と人々が購入していく様が見られる。
このゲーム、以前流行した「エゴグラム」という性格診断テストを元にして、「自分や知人と同じ性格」のキャラクターを登録。実在の人物が取ると想定される行動パターンを画面に表示されるキャラクターを通して観察するというものだ。
キャラクターには診断結果に応じて「悩める優等生タイプ」 「スーパーヒーロータイプ」「マイペースの自由人タイプ」などとネーミングと性格付けがされており、確かにその行動を観察すると、「なるほど、自分ならこんなこと確かにしそうだな」と感じられオモシロイ。

しかし、この商品の最大の売り物は、エゴグラムで診断された結果のIDを交換し合うことで、1台あたり16人までのキャラクターが登録できること。
その交換した他のキャラクターを観察したり、そのキャラクターと自分のキャラクターとのやりとりまで観察できることだ。
合コンや飲み会での盛り上がりグッズとしてはもってこいだろう。

しかし、この商品のヒットした理由をもう少し考えてみると、また違った一面が見えてくるように思える。
そもそも、「エゴグラム」は50問の質問に答えることによって、22通りのキャラクターが作られる。
その質問への回答、「はい」「いいえ」「どちらともつかない」の選択状況の微妙な変化でキャラクターが変わる。
別の言い方をすれば、自分として納得感のあるキャラクターに落ち着くまで回答を繰り返せばいいことになる。
極端な話、「なりたい自分」や「こう見られたい自分」を作り出すこともできる。そしてそれを人と交換する。
つまり、手っ取り早い「自分のいい面の自己紹介」だ。

近年、「コミュニケーション能力の低下」が問題とされている。
「自分がどのような人間であるかという分析をし、それを人に伝える」という行為はコミュニケーションの基本中の基本と言っていいだろう。
しかし、それを機械に肩代わりさせているとしたら、いささかナサケナイ気がする。
もちろん、上記は金森の邪推で、多くの人は素直に質問に回答し、自分の意外な一面を発見・観察することで楽しんでいるのかもしれない。
しかし、キャラクターのIDをBlogやSNSで交換することまで流行り始めていることを考えると、あながち的外れな推測でもないように思える。
・・・ちなみに金森の性格タイプの診断結果は・・・それは秘密だ。

|

« 携帯電話イノベーションの可能性? | Main | 財布を忘れた日 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ヒューマンプレイヤー流行の理由?:

» お肌の悩みにはエコレーヌ [お肌の悩みにはエコレーヌ]
45分で10歳の若返りを実感!メディアでも話題独占中の美容液エコレーヌをキャンペーン特別価格にて販売実施中!特別キャンペーン価格での販売本数には限りがございますのでお早めに!... [Read More]

Tracked on 2007.05.09 12:53 PM

« 携帯電話イノベーションの可能性? | Main | 財布を忘れた日 »